特定非営利活動法人かなざわ総合スポーツクラブ主催
「シミュレーションゲーム風水害24でロールプレイ」

このゲームでは、台風が徐々に近づくという時系列でのニュース情報（大きな視点で災害をとらえる）と、自分の身の回りで起こる被害（肌感覚で災害をとらえる）をリンクさせ、災害を多面的に捉えることで、生き残る確率を上げようと行動するための具体策（選択）を学びます。

実際の災害では何が起こるかわからない。どの選択が合っているかは誰もわからない。この研修では、終了後の感想シェアが重要です。他の方は何を選んで失敗したのか？自分は何を選んでギリギリ生き残ったのか？どういう選択をしたかを話す（振り返る）ことは、災害を学ぶきっかけになります。

参加者からは「いろんな場面を想定して避難先を実際に考えるよい機会になりました」「ニュース速報がリアルでよかった」「ゲーム中はタイマーを使って時間制限がある中で動くので、災害時にはとっさの判断が必要だって実感しました」「子どもと一緒に参加して、子どもが考えていることが分かって良かったです。この子はこんなふうに考えるんだなぁって。同じ研修を受けることで、家に帰ってからの家庭での防災会議に繋げることができます。」と、たくさんの感想をいただきました。皆さんの気づきのお手伝いができてよかったです。